REPORT活動報告
矯正医向け「第二期 臨床スタンダードコース」第1回を開催しました。
2022年4月21日(木)、M&Associates Educationによる矯正医向けコースとして、「第二期 臨床スタンダードコース」第1回をベルサール八重洲(東京)にて開催しました。
当日は、30代の矯正医の先生方10名にご参加頂きました。
M&Associatesグループ代表の増岡尚哉先生と、インビザライン社公認ファカルティの戸苅健先生、名駅MA矯正歯科院長の渡部博之先生がそれぞれ講演致しました。
講義アジェンダ:
1)Why? なぜマウスピース矯正なのか?
2)どんな矯正医を目指すか?
3)インビザラインの基礎知識(歴史と現在地)
4)インビザラインの技術革新( SmartForce, SmartTrack, SmartStage )
5)論文から学ぶアライナー矯正
6)インビザライン治療を成功に導く鍵:戦略・作戦・戦術
7)インビザライン治療におけるスペースマネジメントの考え方(IPR、側方拡大など)
8)症例選択と症例供覧(叢生・非抜歯ケース)
終了後、受講生よりアンケートにて以下のようなコメントを頂きました。
◆セミナーを通して有効と思われたテーマ
1位:症例選択と症例供覧
2位:インビザライン治療におけるスペースマネジメントの考え方(IPR、側方拡大など)
3位:どんな矯正医を目指すか
◆受講者より、講義へのコメント
・インビザラインの基礎・基本の所で大事な事を文献を交えて説明していただけたので良かったです。
・トップランナーの先生から今後の展望や矯正医としての生き残り方をきけてよかったです。
・スペースマネージメントや症例も大変勉強になりました。
・矯正歯科医として危機感を感じました。どんな矯正歯科医を目指すべきか、考えるきっかけとなりました。
・論文を引用された講義の部分は特に、説得力があり、勉強になりました。
・IPR、側方拡大についてはアライナーならではの優位性を感じました。ワイヤーとアライナーを切り離して考えるきっかけになりました。
・Ⅰ級症例とか非抜歯とかでのセミナーはあったが、スペースマネジメントというテーマであまり考えたことが無かったから整理できてよかった。
・インビザラインにて治療していく際のどのようにゴールに持っていくかの大まかな戦略を、勉強出来ました。
・間違って覚えていた事やふんわりしか知らない事もあったので基礎からしっかりやってもらって良かった
・最初から食いつきたくなる内容で、危機感を持ちつつ、増岡先生の思っていることをはっきりと教えていただけたと思います。
・文献の引用が多く、総論としてわかりやすかったです。マインドセットとして、現在とこれからの矯正市場について、矯正歯科医としての立ち位置などとても刺激になりました。
・インビザラインの基礎知識他社との比較を、そこまで知らなかった為、勉強になりました。
増岡先生の説明が端的でとても、わかりやすかったです。
・普段意識が少ない経済的観点からの矯正の話を聞けたこと。
・自分が思っていた以上にIPRが有効なのだと感じたこと。
・シラバスを配布して頂いた事で予習してから講義に臨めました。
講義終了後、受講生10名を2グループに分け、オンラインで振り返りを実施しました。振り返りの場では、お互いに学んだことの共有やディスカッションが行われました。その中で、【ワイヤー矯正とインビザラインとで治療ゴールは異なるのか】や【矯正医としてのキャリアやブランディングについて】【フリーランスとして提携医院のスタッフや患者をどうマネジメントしていくか】などについて議論が盛り上がりました。
皆様からの回答をもとに、今後もセミナーの内容をより良いものにして参ります。
次回は、2022年5月26日(木)「クリンチェックの作成時のポイントと注意点–ClassⅡ、ClassⅢの症例を中心に–」にて、治療の際の具体的なポイントについて実際の症例を元にお話させていただきます。
歯科衛生士・スタッフさん向け「Basic Course」は申込受付終了しました。
セミナー情報及び症例相談会の様子は、M&Associates Educationの
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